新潟で医療脱毛に麻酔は必要?痛み対策と種類を皮膚科専門医が解説
新潟で医療脱毛に麻酔は必要?痛み対策と種類を皮膚科専門医が解説
新潟市東区にある一般皮膚科・美容皮膚科の「きど皮ふ科」です。
医療脱毛を検討される際、多くの方が最も不安に感じられるのが「施術時の痛み」です。エステサロンの光脱毛に比べて効果が高い分、医療レーザー脱毛は痛みを伴いやすいという特徴があります。そのため、「麻酔は使ったほうがいいのか」「どのような麻酔があるのか」という疑問や不安を持つ方は非常に多くいらっしゃいます。
結論からお伝えしますと、医療脱毛で麻酔が必須というわけではありませんが、毛質、個人の痛みの感じ方によっては、麻酔を使用することで無理なく安全に施術を進めることが可能です。
本ページでは、医療脱毛における痛みの原因をはじめ、クリニックで使用される麻酔の効果、費用、麻酔が推奨される部位について、皮膚科専門医の視点から詳しく解説いたします。新潟で痛みを抑えた安心・安全な医療脱毛を受けたい方は、ぜひ参考にしてください。

医療レーザー脱毛は、毛に含まれる黒い色素(メラニン色素)にレーザーの光を吸収させ、その際に発生する強力な熱エネルギーによって、毛を生やす元となる組織(毛乳頭や毛包幹細胞)を破壊する治療法です。
レーザーが照射された瞬間、皮膚の奥深くでは一瞬にして高熱が発生します。この熱が周囲の皮膚や神経に伝わることで、私たちは「痛み」として認識します。よく表現される「輪ゴムでパチンと弾かれたような痛み」というのは、この熱エネルギーによるものです。
皮膚科専門医の視点からお伝えすると、痛みというのは体が危険を察知するための正常なサインではありますが、脱毛施術において過度な痛みを我慢し続けることは、患者様にとって大きな精神的・身体的ストレスとなります。
また、痛みが強すぎるあまりに体が動いてしまうと、レーザーが正確に照射できず、思わぬ火傷(やけど)などの肌トラブルを引き起こすリスクも高まります。
医療機関であるクリニックでは、エステサロンでは使用できない医薬品としての麻酔を取り扱うことができます。医療脱毛で一般的に用いられる麻酔には、主に以下のものがあります。
■表皮麻酔(麻酔クリーム・皮膚麻酔薬)
医療脱毛で最も一般的に使用されるのが、皮膚に直接塗るタイプの「麻酔クリーム(主な成分:リドカインなど)」です。
照射を行う部位の皮膚にクリームを塗布し、成分が皮膚の奥に浸透するまで15~30分ほど時間を置きます。これにより、皮膚の表面にある知覚神経の働きを一時的に麻痺させ、レーザーが当たったときのピリッとした鋭い痛みや熱感を大幅に軽減することができます。
感覚としては、皮膚の感覚がジンジンと鈍くなるような状態になります。完全に感覚がゼロになるわけではありませんが、痛みの強さを半分から3分の1程度に抑える効果が期待できます。顔などの狭い範囲、ピンポイントで強い痛みを感じる部位に非常に有効です。
医療脱毛の痛みは、全身どこでも同じというわけではありません。「毛が太くて濃い部位」や「皮膚が薄くて神経が密集している部位」は、特に痛みが強く現れる傾向があります。以下のような部位では、麻酔の使用を検討される患者様が多くいらっしゃいます。
ヒゲ(男性の顔脱毛)
男性のヒゲは、毛質が非常に太く硬いうえに、密集度が高く、顔の皮膚のすぐ下には多くの神経や血管が通っています。特に鼻下やアゴ、唇の周囲は神経が過敏なため、医療脱毛の中で「最も痛みが激しい」と言われることも少なくありません。男性のヒゲ脱毛においては、無理をせず最初から麻酔クリームを使用する場合もあります。

新潟のきど皮ふ科では、患者様が麻酔を使用しない場合であっても、できる限り痛みを抑えて快適に施術を受けられるよう、徹底した痛み軽減対策を行っています。
1.厚生労働省承認の最新医療レーザー機器(強力な冷却機能)
当院が導入している医療レーザー脱毛機器「ジェントルマックスプロ」や「スプレンダーX」には、非常に優れた冷却システムが搭載されています。
レーザーが照射されるのと同時に、皮膚表面にマイナスの冷風や冷却ガスを吹き付けることで、皮膚の表面を瞬間的に冷やします。
この強力な冷却によって皮膚の感覚を一瞬だけ麻痺させ、熱による痛みを劇的に和らげることが可能です。また、冷却によって火傷のリスクも大幅に低減しています。
2.皮膚科専門医・看護師による細かな出力・テンポ調整
施術を担当する看護師は、照射時の患者様の表情や体の反応を常に確認しながら進めます。痛みが強い場合は、照射のペースをゆっくりにしたり、一時的にレーザーの出力を調整したり、小まめに声をかけながら施術を行います。
皮膚科専門医の管理のもと、効果を犠牲にしない範囲でお肌に合わせた最適なセッティングを行います。
麻酔は痛みを和らげる素晴らしい医薬品ですが、医療行為である以上、副作用やリスクがゼロというわけではありません。皮膚科専門医として、以下の点に注意して安全に使用しています。
■ 麻酔クリームのリスク(アレルギー)
麻酔クリームに含まれる「リドカイン」などの成分に対して、稀にアレルギー反応(接触皮膚炎や蕁麻疹など)を起こす方がいらっしゃいます。塗った部分が異常に赤くなったり、腫れたり、強い痒みが出たりした場合は、すぐに使用を中止して処置を講じる必要があります。
当院では事前の問診で過去の麻酔経験(歯医者での麻酔など)を確認し、安全性を担保しています。
Q1.医療脱毛で麻酔を使う場合、健康保険は適用されますか?
いいえ、適用されません。医療脱毛の施術そのものが保険適用外の「自由診療(自費診療)」に分類されるため、それに伴って使用される麻酔の費用(麻酔クリーム代)についても、健康保険を使うことはできず、全額自己負担となります。
病気の治療に伴う麻酔ではないため、どの医療機関であっても一律で自費となりますのでご了承ください。
Q2.麻酔を使えば、レーザーの痛みは完全にゼロになりますか?
麻酔を使用しても、痛みを完全に「ゼロ(無痛)」にすることはできません。麻酔クリームの効果は、あくまで「痛みの感覚を大幅に鈍くする」「痛みを軽減して我慢できるレベルにする」というものです。
照射時には、奥の方で熱が加わるような感覚や、鈍い衝撃を感じることはありますが、麻酔なしの状態に比べると比較的楽に施術を受けていただくことができます。
Q3.きど皮ふ科で麻酔を希望する場合、追加料金はいくらですか?
当院では、麻酔をご希望される場合は別途お薬代・処置料を頂戴しております(料金の詳細はクリニックの料金表をご確認いただくか、カウンセリング時にお尋ねください)。
部位や範囲によって必要な分量が変わるため、事前に明確な費用をご提示いたします。強引に麻酔を勧めるようなことは一切ございませんのでご安心ください。
Q4.過去に歯医者の麻酔で気分が悪くなったことがありますが、脱毛の麻酔は使えますか?
歯科医院で一般的に使われる注射の麻酔(リドカインなど)でアレルギーや血圧低下、動悸などの過換気症候群を起こした経験がある方は、医療脱毛の麻酔クリームでも同様の成分が含まれている場合があるため、注意が必要です。必ず最初の診察時に医師へその旨をお伝えください。
当院では皮膚科専門医の判断のもと、麻酔を使用せずに機器の冷却機能を最大限に活かして対応するか、別の対策を検討いたします。
Q5.クリニックに行く前に、ネット等で購入した市販の麻酔クリームを自分で塗っていってもいいですか?
大変危険ですので、ご自身で用意された海外製の個人輸入医薬品などの麻酔クリームを事前に塗って来院することは絶対におやめください。麻酔薬は適切な分量や塗布時間を誤ると、皮膚から成分が過剰に吸収され、中毒症状(めまいや動悸、最悪の場合は意識障害など)を引き起こすリスクがあります。
当院では、医師の処方のもとで安全性が管理された医薬品を、医療従事者の監視・管理のもとで適切に使用いたします。
Q6.麻酔を使用することで、レーザーの脱毛効果が落ちてしまうことはありませんか?
麻酔クリームを使用することによって、レーザーの光の浸透や熱エネルギーの働きが悪くなることはありませんので、脱毛の効果が落ちる心配は一切ございません。
むしろ、麻酔を使用することで痛みが和らぎ、適切な(効果の高い)出力でしっかりとレーザーを照射できるようになるため、結果としてより良い脱毛効果を得ることに繋がるケースもあります。
Q7.脱毛の施術が終わり、麻酔が切れた後に自宅に帰ってから痛みが強くなることはありますか?
麻酔クリームの効果はおよそ1~2時間程度で切れます。麻酔が切れた後、お肌の奥にこもったレーザーの熱によって、日焼けした後のようなヒリヒリ感や赤みがジンワリと出てくることはあります。
当院では、施術直後に必要に応じて炎症を抑えるお薬を塗布し、ご自宅用のお薬も事前にお渡しするなどのアフターケアを行っています。帰宅後に強い痛みが続く場合は、お電話にてお問い合わせください。
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