医療レーザー脱毛は、毛の色である「黒いメラニン色素」に反応する波長が用いられています。レーザー光線を照射すると、毛根部分のメラニン色素に反応し熱が発生します。その熱によって、毛を成長させる毛乳頭が破壊され、新たな毛が生えなくなります。その際、脱毛用のレーザー光線は黒い毛のみに作用し、表皮や周辺の皮膚を傷つけません。周囲の皮膚を傷つけず、毛根のみを破壊するので、皮膚へのダメージが非常に少なく、安全な脱毛法です。

当院では、医療機関でしか使用できない高出力の医療脱毛器を使用していますので、脱毛の効果は1回目からでも実感していただくことができます。

一方で、医療脱毛は効果は高いのですが、痛みや施術時間の課題があります。
当院では患者様の負担を可能な限り軽減しながら効果的な脱毛を受けていただくため、以前より高速で痛みの少ない脱毛器の選定を行なってきました。
高速・痛みの少ない脱毛器の選定に関して、蓄熱式と吸引式ダイオードレーザー脱毛のどちらがより患者様に良いか検討してきました。二つの脱毛器を実際に試してみたところ、蓄熱式は脱毛部位によっては痛みが激しく(特にワキなどの照射範囲が狭い部位)、脱毛効果も期待していたものではなかったため、痛みが少なく、確実に脱毛効果のある吸引式ダイオードレーザーのライトシェアデュエットを導入致しました。

当院ではライトシェアデュエットの他に、ベクタス、Gentle Max Proの３種類の医療脱毛器を、脱毛部位・肌質・脱毛範囲などに合わせて使い分けて施術を行なっています。